🍨初夏から始めたい熱中症対策~暑くなる前の備えが大切です~

5月から6月にかけては、まだ本格的な夏ではないものの、熱中症が増え始める時期です。
「まだ大丈夫」と思っているうちに体調を崩してしまうケースも少なくありません。

本記事では、初夏から始めたい熱中症対策をテーマに、原因・予防・受診の目安をわかりやすく解説します。


目次

初夏に熱中症が起こりやすい理由

① 暑さに体が慣れていない(暑熱順化不足)

初夏は、体がまだ暑さに適応できていない状態です。

  • 汗をかきにくい
  • 体温調整がうまくいかない

👉 その結果、体に熱がこもりやすくなります。


② 急な気温上昇

5月以降は、日によって気温差が大きくなります。

👉 急に暑くなる日ほど、熱中症のリスクが高まります。


③ 水分不足に気づきにくい

  • のどの渇きを感じにくい
  • 汗の量が少なく自覚しにくい

👉 知らないうちに脱水が進行します。


熱中症の主な症状

早期に気づくことが重要です。

  • めまい・立ちくらみ
  • 頭痛
  • 強いだるさ(倦怠感)
  • 吐き気

👉 「なんとなく体がだるい」と感じる段階で対処することが大切です。


特に注意が必要な方

■ 糖尿病の方

  • 脱水になりやすい
  • 血糖コントロールが乱れやすい

👉 熱中症が重症化しやすいため、早めの対策が重要です。


■ 高齢の方

  • 体温調整機能の低下
  • 水分摂取量の不足

■ 屋内で過ごす時間が長い方

室内でも熱中症は起こります。


初夏から始める熱中症対策

① こまめな水分補給

  • のどが渇く前に飲む
  • 一度に大量ではなく、こまめに補給

② 室内環境の見直し

  • エアコン・扇風機を適切に使用
  • 室温・湿度の管理

👉 「まだエアコンは早い」と我慢しないことが大切です。


③ 暑さに体を慣らす

  • 軽い運動(ウォーキングなど)
  • 入浴で適度に汗をかく

👉 徐々に体を暑さに適応させます。


④ 服装の工夫

  • 通気性の良い服
  • 吸汗速乾素材

こんな症状があれば受診を

以下のような場合は医療機関への相談をおすすめします。

  • 強いだるさが続く
  • 水分がとれない
  • めまいや吐き気が改善しない
  • 意識がぼんやりする

当院での対応について

はごろも内科小児科では、熱中症や脱水症状に対して内科的な診察・治療を行っています。

以下の地域からも多くの患者さまにご来院いただいています。

  • 立川市
  • 国立市
  • 国分寺市
  • 小平市

👉 気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。


まとめ

  • 熱中症は初夏から増え始める
  • 暑さに慣れていない時期が特に危険
  • 水分補給と環境調整が重要
  • 早めの対策と受診が大切

日頃からの意識が、熱中症予防につながります。

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この記事を書いた人

はごろも内科小児科【糖尿病 高血圧 内分泌 甲状腺 在宅医療】 
院長 田丸新一(Shinichi Tamaru)
医師、医学博士

立川市、国立市を中心とした地域医療を展開する、はごろも内科小児科院長。
2004年自治医科大学医学部医学科卒業。高知県県立中央病院、国保沖の島へき地診療所所長、本山町国保嶺北中央病院内科医長を経て、東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科助教。東京医科大学大学院医学研究科社会人大学院入学。東京大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科。二次性高血圧の機械学習モデルでの研究により医学博士取得。東京北医療センター糖尿病内科、山王病院 糖尿病内分泌代謝内科副部長、東京医科大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科助教を歴任。医学の研究も積極的に行ってきた。


日本内科学会 内科認定医、総合内科専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・指導医
日本内分泌学会 内分泌代謝内科専門医・指導医
日本肥満学会所属
東京都難病指定医、東京都小児慢性特定疾病指定医
厚生労働省臨床研修指導医講習修了
緩和ケア研修会終了

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