5%減量で変わる健康指標👆

「体重を減らしたいけれど、どれくらい減らせばいいの?」
「何kg痩せれば健康に良い影響があるの?」

実は、理想体重まで一気に減量しなくても、現在の体重の5%を減らすだけで、さまざまな健康指標の改善が期待できることがわかっています。

例えば、体重80kgの方であれば、4kgの減量が目標です。

今回は、5%減量で変わる健康指標について、わかりやすく解説します。


5%減量で変わる健康指標とは?

肥満症の治療では、「短期間で大幅に痩せる」ことが目的ではありません。

まずは、

現在の体重の3~5%減量

を目標とすることが推奨されています。

わずかな減量でも、

  • 血糖値
  • 血圧
  • コレステロール
  • 中性脂肪
  • 脂肪肝

などの改善につながることが知られています。


糖尿病の改善

肥満と糖尿病は密接に関係しています。

5%程度の減量でも、

  • HbA1cの改善
  • 空腹時血糖値の低下
  • インスリン抵抗性の改善

が期待できます。

糖尿病予備群の方では、糖尿病の発症予防にもつながるとされています。


血圧の改善

体重が減ることで心臓への負担が軽くなり、

  • 収縮期血圧(上の血圧)
  • 拡張期血圧(下の血圧)

の低下が期待できます。

高血圧の薬を服用している方でも、減量によって血圧が安定しやすくなることがあります。


脂質異常症の改善

5%減量で、

  • 中性脂肪(TG)の低下
  • HDLコレステロール(善玉コレステロール)の上昇
  • LDLコレステロールの改善

などが期待できます。

動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞の予防にもつながります。


脂肪肝の改善

肥満の方では脂肪肝を合併していることが少なくありません。

5%前後の減量でも、

  • 肝機能(AST、ALT)の改善
  • 肝臓に蓄積した脂肪の減少

が期待できます。

さらに7~10%程度の減量では、脂肪肝炎の改善も期待されています。


睡眠時無呼吸症候群の改善

肥満は睡眠時無呼吸症候群の大きな原因です。

5%程度の減量でも、

  • いびきの軽減
  • 日中の眠気の改善
  • 無呼吸回数の減少

などの効果が期待できます。


5%減量を目指すポイント

目次

急激なダイエットをしない

無理な食事制限はリバウンドの原因になります。

1か月に体重の1~2%程度を目安に、ゆっくり減量することが大切です。


食事を見直す

ポイントは、

  • 野菜を増やす
  • 甘い飲み物を控える
  • 食べ過ぎを防ぐ
  • よく噛んで食べる

ことです。


適度な運動を取り入れる

ウォーキングや軽い筋力トレーニングなど、無理なく継続できる運動がおすすめです。


肥満症は治療が必要な病気です

「体重が増えただけ」と思われがちですが、肥満症は、

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 脂肪肝
  • 睡眠時無呼吸症候群

など、さまざまな病気と関係しています。

一人で頑張りすぎる必要はありません。

医療機関で適切なサポートを受けながら、健康的な減量を目指しましょう。


立川市・国立市・小平市・東大和市周辺で肥満症や糖尿病のご相談なら

「健康診断で体重増加を指摘された」
「血糖値やHbA1cが高い」
「なかなか体重が減らない」

という方は、お気軽にご相談ください。

はごろも内科小児科では、立川市をはじめ、国立市・小平市・東大和市周辺の皆さまの健康づくりをサポートしています。

糖尿病や肥満症、生活習慣病について、お一人おひとりに合わせた治療をご提案いたします。


よくある質問(FAQ)

5%減量で本当に健康状態は改善しますか?

はい。5%程度の減量でも血糖値、血圧、中性脂肪、脂肪肝などの改善が期待できます。

理想体重まで痩せないと意味はありませんか?

いいえ。まずは現在の体重の3~5%減量を目標にすることで、健康上のメリットが得られます。

肥満症は内科で相談できますか?

はい。内科で体重管理や糖尿病、高血圧などの生活習慣病も含めて総合的に診療できます。

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この記事を書いた人

はごろも内科小児科【糖尿病 高血圧 内分泌 甲状腺 在宅医療】 
院長 田丸新一(Shinichi Tamaru)
医師、医学博士

立川市、国立市を中心とした地域医療を展開する、はごろも内科小児科院長。
2004年自治医科大学医学部医学科卒業。高知県県立中央病院、国保沖の島へき地診療所所長、本山町国保嶺北中央病院内科医長を経て、東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科助教。東京医科大学大学院医学研究科社会人大学院入学。東京大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科。二次性高血圧の機械学習モデルでの研究により医学博士取得。東京北医療センター糖尿病内科、山王病院 糖尿病内分泌代謝内科副部長、東京医科大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科助教を歴任。医学の研究も積極的に行ってきた。


日本内科学会 内科認定医、総合内科専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・指導医
日本内分泌学会 内分泌代謝内科専門医・指導医
日本肥満学会所属
東京都難病指定医、東京都小児慢性特定疾病指定医
厚生労働省臨床研修指導医講習修了
緩和ケア研修会終了

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