HbA1cを含む迅速検査装置を導入しました

『はごろも内科小児科』では、糖尿病診療のさらなる質向上を目指し、新たに迅速検査装置を導入いたしました。これにより、採血当日に数分でHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の結果がわかるだけでなく、脂質(総コレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪)炎症反応(CRP)腎機能(尿中アルブミン、クレアチニン)などの項目もその場で測定可能となりました。

【HbA1cとは?】

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は、過去1〜2か月間の平均血糖値を反映する重要な指標です。糖尿病の診断や治療効果の確認に広く使われており、健康診断や定期検査でも注目されています。

【即日結果がわかるメリット】

これまではHbA1cや各種血液検査の結果が出るまでに数日を要していましたが、新たに導入した迅速検査装置により、受診当日に複数項目の結果を確認できるようになりました。

主なメリット:

  • 再診日を待たずに治療方針が決まる
  • 生活習慣の改善状況をすぐにフィードバック
  • 糖尿病、脂質異常症、腎機能異常などの早期発見・対応が可能
  • 患者さまの不安を早期に軽減

【こんな方におすすめ】

  • 糖尿病の治療中で定期的にHbA1cを測定している方
  • 脂質異常症が気になる方
  • 最近の体調変化やむくみ、倦怠感がある方
  • 健診で「血糖値が高め」「コレステロールが高め」「腎機能に注意」と指摘された方

【当院での流れ】

  1. 医師による問診
  2. 採血
  3. 約3分でHbA1cや脂質・腎機能などの結果が判明
  4. 結果をもとに当日中に治療方針の相談

迅速かつ正確な診断を通じて、より安心できる医療を提供してまいります。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

はごろも内科小児科
院長 田丸新一(Shinichi Tamaru)
医師、医学博士

2004年自治医科大学医学部医学科卒業。高知県県立中央病院、国保沖の島へき地診療所所長、本山町国保嶺北中央病院内科医長を経て、東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科助教。東京医科大学大学院医学研究科社会人大学院入学。東京大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科。二次性高血圧の機械学習モデルでの研究により医学博士取得。東京北医療センター糖尿病内科、山王病院 糖尿病内分泌代謝内科副部長、東京医科大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科助教を歴任。医学の研究も積極的に行ってきた。


日本内科学会 内科認定医、総合内科専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・指導医
日本内分泌学会 内分泌代謝内科専門医・指導医
日本肥満学会所属
東京都難病指定医、東京都小児慢性特定疾病指定医
厚生労働省臨床研修指導医講習修了
緩和ケア研修会終了

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