在宅医療を始めるときの準備リスト|立川市・国立市・昭島市

目次

はじめに

「病院に通うのが大変になってきた」「家で安心して療養したい」――そんなときに頼りになるのが在宅医療です。とはいえ、初めての場合は「何を準備したらいいの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、在宅医療を始めるときの準備リストとして、必要な手続きや物品、家族の心構えなどをわかりやすくまとめました。立川市・国立市・昭島市で在宅医療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。


在宅医療とは?

在宅医療とは、医師や看護師がご自宅を訪問し、診察や処置、薬の処方などを行う医療サービスです。内科疾患糖尿病などの慢性疾患を抱える方にとって、自宅で安心して療養できる選択肢として注目されています。


在宅医療を始めるときの準備リスト【チェックリスト形式】

□ 1. 主治医やケアマネージャーとの相談

現在の体調や病状、今後の治療方針を主治医や介護支援専門員(ケアマネージャー)と共有しましょう。糖尿病など継続的な管理が必要な場合は、訪問診療の専門医と連携することが大切です。

□ 2. 訪問診療を行う医療機関を探す

対応エリア(例:立川市・国立市・昭島市)、24時間対応の有無、診療内容(内科・緩和ケアなど)を確認し、ご自身に合った医療機関を選びましょう。『はごろも内科小児科』でもご相談を承っています。

□ 3. 医療保険・介護保険の確認

在宅医療には医療保険と介護保険が適用されるケースがあります。訪問看護や訪問薬剤師などのサービスを受ける場合、ケアマネージャーと保険の使い方を確認しておくと安心です。

□ 4. 家の環境を整える

ベッドの位置や段差の解消、手すりの設置など、生活環境を見直しておきましょう。必要があれば、福祉用具レンタル業者と連携して、介護ベッドやポータブルトイレなどを準備します。

□ 5. 家族や支援者との役割分担を決める

在宅医療では、ご家族や支援者の協力も不可欠です。誰がどのタイミングでサポートするか、緊急時の対応はどうするかなど、話し合っておきましょう。

□ 6. 必要な物品の準備

  • お薬手帳
  • 健康保険証・介護保険証
  • 処方薬・薬箱
  • 血圧計、体温計
  • 診療記録ノートや連絡帳

糖尿病のある方は特に準備が重要です

インスリン注射や血糖測定が必要な方は、訪問診療と合わせて訪問看護師や薬剤師との連携が重要になります。薬の自己管理が難しい場合は、一包化や服薬支援も活用できます。


よくあるご質問(FAQ)

Q. 家で看取ることはできますか?

A. はい、在宅医療では看取りのサポートも可能です。医師と訪問看護師が連携し、穏やかな最期を迎えられるよう支援します。

Q. 介護認定を受けていなくても利用できますか?

A. 医療保険だけでも在宅医療は受けられますが、介護保険と併用することでより多くの支援が受けられます。


立川市・国立市・昭島市で在宅医療をお考えの方へ

はごろも内科小児科』では、内科・糖尿病を中心とした在宅医療を行っており、初めての方にも丁寧にサポートいたします。ご不安な点があればお気軽にご相談ください。


まとめ

在宅医療を始めるときの準備リストを活用すれば、必要なステップが明確になり、安心して自宅での療養を始められます。地域で信頼できる医療機関と連携し、安心の在宅生活をスタートさせましょう。


▼こんな方におすすめの記事です

  • 自宅での療養を考えている
  • ご家族の介護・看取りを検討中
  • 立川市・国立市・昭島市で在宅医療を希望している
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はごろも内科小児科【糖尿病 高血圧 内分泌 甲状腺 在宅医療】 
院長 田丸新一(Shinichi Tamaru)
医師、医学博士

立川市、国立市を中心とした地域医療を展開する、はごろも内科小児科院長。
2004年自治医科大学医学部医学科卒業。高知県県立中央病院、国保沖の島へき地診療所所長、本山町国保嶺北中央病院内科医長を経て、東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科助教。東京医科大学大学院医学研究科社会人大学院入学。東京大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科。二次性高血圧の機械学習モデルでの研究により医学博士取得。東京北医療センター糖尿病内科、山王病院 糖尿病内分泌代謝内科副部長、東京医科大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科助教を歴任。医学の研究も積極的に行ってきた。


日本内科学会 内科認定医、総合内科専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・指導医
日本内分泌学会 内分泌代謝内科専門医・指導医
日本肥満学会所属
東京都難病指定医、東京都小児慢性特定疾病指定医
厚生労働省臨床研修指導医講習修了
緩和ケア研修会終了

目次