在宅医療の対象になるには?保険制度の概要

「病院まで通うのが大変になってきた…」
「自宅で診てもらえる方法はあるの?」

そんな方におすすめなのが在宅医療です。
この記事では、「在宅医療の対象になるには?保険制度の概要」について、立川市のはごろも内科がわかりやすく解説します。


目次

在宅医療とは?|通院が困難な方への医療支援

在宅医療とは、医師や看護師がご自宅や施設を訪問して行う医療サービスです。
病院へ通院が難しくなった方に対して、自宅での療養を支えるための制度です。

対象となる医療サービス例

  • 定期的な内科的診察や投薬管理
  • 糖尿病など慢性疾患の管理
  • 点滴や酸素療法などの処置
  • 看取りを含む終末期ケア

在宅医療の対象になるには?|主な条件

在宅医療を受けるには、「医療的な管理が必要で、通院が困難であること」が大前提です。

対象となる方の例

  • 高齢で体力が低下し、外出が困難な方
  • 認知症や脳梗塞の後遺症などで介助が必要な方
  • がんや心不全などの終末期を自宅で過ごしたい方
  • 糖尿病のインスリン管理や褥瘡(じょくそう)のある方

当院では、糖尿病などの慢性疾患をお持ちの方に対する在宅管理にも対応しています。


在宅医療は健康保険で受けられる?|保険制度の概要

在宅医療は、基本的に公的保険制度(健康保険・介護保険)を利用して受けられます。

医療保険(健康保険)でカバーされる内容

  • 医師による訪問診療(定期訪問・緊急時対応)
  • 処方箋の発行・検査・処置など
  • 在宅酸素療法・中心静脈栄養など医療管理

※高額療養費制度や医療費助成の対象になる場合もあります。

介護保険でカバーされる内容

  • 訪問看護
  • 訪問リハビリ
  • 福祉用具のレンタル・住宅改修など

医療と介護の両方を連携させながら、ご本人やご家族の負担を軽減できます。


費用はどれくらいかかるの?

在宅医療の費用は、加入している保険や所得区分、自己負担割合によって異なります。

例:
● 1割負担の方で、月2回の訪問診療+処方+処置を受けた場合
→ 自己負担は月6,000~8,000円前後

※診療内容や検査の有無で変動します。
※交通費や時間外対応の加算がかかることもあります。

まずはお気軽に、立川市の内科「はごろも内科小児科」までご相談ください。


糖尿病など慢性疾患がある方も対象に

当院では、糖尿病、高血圧、心不全、甲状腺疾患などの慢性疾患をお持ちの方に対しても、在宅医療を提供しています。
特に、インスリン注射の継続管理が必要な方や、低血糖リスクのある方にとっては、在宅医療による安心した生活の継続が可能です。


ご相談から開始までの流れ

  1. まずはお電話や来院にてご相談
  2. ご本人・ご家族と医師で面談
  3. 訪問スケジュールや医療内容を決定
  4. 訪問診療スタート

地域の訪問看護ステーションやケアマネジャーとも連携し、チームでサポートいたします。


まとめ|在宅医療で「通えない」から「安心できる」へ

  • 在宅医療は、通院困難な方が対象
  • 健康保険や介護保険が使える
  • 糖尿病など慢性疾患があっても対応可能
  • 立川市で内科をお探しなら、在宅医療の実績がある当院へ

「在宅医療の対象になるには?保険制度の概要」について不安がある方も、まずはお気軽にご相談ください。


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この記事を書いた人

はごろも内科小児科【糖尿病 高血圧 内分泌 甲状腺 在宅医療】 
院長 田丸新一(Shinichi Tamaru)
医師、医学博士

立川市、国立市を中心とした地域医療を展開する、はごろも内科小児科院長。
2004年自治医科大学医学部医学科卒業。高知県県立中央病院、国保沖の島へき地診療所所長、本山町国保嶺北中央病院内科医長を経て、東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科助教。東京医科大学大学院医学研究科社会人大学院入学。東京大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科。二次性高血圧の機械学習モデルでの研究により医学博士取得。東京北医療センター糖尿病内科、山王病院 糖尿病内分泌代謝内科副部長、東京医科大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科助教を歴任。医学の研究も積極的に行ってきた。


日本内科学会 内科認定医、総合内科専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・指導医
日本内分泌学会 内分泌代謝内科専門医・指導医
日本肥満学会所属
東京都難病指定医、東京都小児慢性特定疾病指定医
厚生労働省臨床研修指導医講習修了
緩和ケア研修会終了

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