糖尿病と高血圧:二重リスクに注意

生活習慣病の重なりが招く健康リスクとは?

目次

糖尿病と高血圧が重なると、なぜ危険?

糖尿病と高血圧は、どちらも「生活習慣病」として知られています。どちらか一方だけでも体に負担をかけますが、両方の病気が同時にあると、動脈硬化や心臓病、脳卒中、腎臓病などの重い合併症につながりやすくなります

とくに、糖尿病では血糖が高い状態が続き、血管がもろくなりやすいです。そこに高血圧が加わると、血管へのダメージが加速され、取り返しのつかない病気につながることもあります。

自覚症状が少ないからこそ、定期的な受診が大切

糖尿病も高血圧も、初期には自覚症状がほとんどありません。そのため、「気づかないうちに悪化していた」というケースも少なくありません。

「健康診断で血糖や血圧が少し高いと言われたけど、放置している」という方は要注意です。
早期に治療を始めることで、合併症を防ぎ、健康な生活を長く保つことができます。

生活習慣の改善が基本治療です

糖尿病と高血圧の治療では、以下のような生活習慣の見直しが重要なポイントになります。

  • バランスの良い食事(塩分・糖分を控える)
  • 毎日の適度な運動(ウォーキングや体操など)
  • 禁煙・節酒
  • 質の良い睡眠をとる
  • ストレスをためすぎない

また、必要に応じてお薬で血糖や血圧をコントロールしていくことも大切です。

立川市で糖尿病や高血圧の相談ができる内科をお探しの方へ

『はごろも内科小児科』では、糖尿病と高血圧の治療・管理を専門とした診療を行っています。
当院では、患者さん一人ひとりの生活背景に合わせた治療を心がけており、食事指導・運動指導・お薬の調整などをトータルでサポートします。

血糖や血圧が気になる方、すでに診断を受けているけれど「もっと詳しく相談したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ:二重リスクに早めの対策を

糖尿病と高血圧の「二重リスク」は、放っておくと重大な病気につながります。
ですが、早めに生活習慣を見直し、医師と一緒にコントロールすることで、合併症を防ぐことが可能です

立川市で内科をお探しの方は、『はごろも内科小児科』へお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

はごろも内科小児科【糖尿病 高血圧 内分泌 甲状腺 在宅医療】 
院長 田丸新一(Shinichi Tamaru)
医師、医学博士

立川市、国立市を中心とした地域医療を展開する、はごろも内科小児科院長。
2004年自治医科大学医学部医学科卒業。高知県県立中央病院、国保沖の島へき地診療所所長、本山町国保嶺北中央病院内科医長を経て、東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科助教。東京医科大学大学院医学研究科社会人大学院入学。東京大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科。二次性高血圧の機械学習モデルでの研究により医学博士取得。東京北医療センター糖尿病内科、山王病院 糖尿病内分泌代謝内科副部長、東京医科大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科助教を歴任。医学の研究も積極的に行ってきた。


日本内科学会 内科認定医、総合内科専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・指導医
日本内分泌学会 内分泌代謝内科専門医・指導医
日本肥満学会所属
東京都難病指定医、東京都小児慢性特定疾病指定医
厚生労働省臨床研修指導医講習修了
緩和ケア研修会終了

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