骨粗しょう症と内分泌の関係とは|糖尿病やホルモン異常とのつながり

骨粗しょう症(こつそしょうしょう)は、高齢の女性だけの病気と思われがちですが、実は内分泌疾患や糖尿病とも深く関係しています。この記事では、「骨粗しょう症と内分泌の関係とは」というテーマで、ホルモンバランスが骨の健康にどう影響するか、内科でできる対策についてわかりやすくご紹介します。
骨粗しょう症とは?まずは基礎知識から
骨粗しょう症とは、骨の密度が低下してスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。特に背骨(脊椎)や足のつけ根(大腿骨)、手首の骨折が多く見られます。自覚症状が少ないため、「沈黙の病気」とも呼ばれています。
内分泌と骨の深い関係とは?
「内分泌」とは、ホルモンを分泌する仕組み全体を指します。骨の健康にかかわる主なホルモンには、以下のようなものがあります。
・副甲状腺ホルモン(PTH)
副甲状腺ホルモンは血中のカルシウムを調整しますが、過剰に分泌されると骨からカルシウムが溶け出してしまい、骨がもろくなります(原発性副甲状腺機能亢進症)。
・性ホルモン(エストロゲン・テストステロン)
閉経後の女性はエストロゲンの分泌が急激に減少します。このホルモンは骨を守る働きがあるため、減少すると骨密度が急激に低下します。男性でも高齢になるとテストステロンの低下で骨密度が下がることがあります。
・甲状腺ホルモン
甲状腺ホルモンが多すぎる(バセドウ病など)場合、骨の代謝が過剰に進み、骨の形成が追いつかずに脆くなることがあります。
糖尿病と骨粗しょう症の意外なつながり
糖尿病があると、骨粗しょう症のリスクが高まることがわかっています。特に2型糖尿病では、骨密度が一見正常でも骨の質(強さ)が低下しており、転倒や骨折の危険が増します。
また、インスリンには骨形成を助ける働きがあり、インスリン分泌が不足すると骨の健康に影響します。
骨粗しょう症の予防と治療は「内科」でも対応できます
骨粗しょう症の診断には、骨密度検査(DXA法)が使われます。「はごろも内科小児科」では、血液検査やホルモン検査も組み合わせ、内分泌の状態から骨の健康を総合的に評価しています。
必要に応じて、以下のような治療を行います。
- ビスホスホネート製剤などの骨吸収抑制薬
- 活性型ビタミンD製剤
- ホルモン補充療法(必要に応じて)
骨粗しょう症を放置するとどうなる?
骨折をきっかけに寝たきりになったり、要介護状態に陥ることもあります。骨粗しょう症は命に関わる病気ではないと思われがちですが、大腿骨の骨折後1年以内の死亡率は高いとされています。
立川市で内分泌の専門的な診療を受けたい方へ
当院「はごろも内科小児科」は、立川市羽衣町にある内科・糖尿病・内分泌の専門クリニックです。骨粗しょう症が気になる方、糖尿病のある方、ホルモンバランスに不安のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ|骨粗しょう症と内分泌の関係とは
- 骨の健康にはホルモン(内分泌)が深く関係しています
- 糖尿病も骨折リスクを高める要因になります
- 骨粗しょう症は早期の検査と治療が重要です
- 内科でも診断・治療・生活指導が可能です
【よくある質問】
Q. 骨粗しょう症の検査は保険で受けられますか?
A. 条件を満たせば保険適用されます。詳細は医師にご相談ください。
Q. 男性でも骨粗しょう症になりますか?
A. はい。特に高齢男性や糖尿病の方は注意が必要です。