健診でHDLが低いと言われたら?原因と対策を内科医が解説

健康診断で「HDLコレステロールが低いですね」と言われて、不安になったことはありませんか?

HDLは「善玉コレステロール」とも呼ばれ、血管の健康を守る大切な役割を担っています。
この記事では、健診でHDLが低いと言われたら?どう考え、何に気をつければよいのかを、内科専門医の視点からわかりやすく解説します。


目次

HDLコレステロールとは?

HDL(High Density Lipoprotein)は、血液中の余分なコレステロールを回収し、肝臓に戻す働きをしています。

HDLが「善玉」と呼ばれる理由

  • 血管の壁にたまったコレステロールを除去する
  • 動脈硬化を防ぐ
  • 心筋梗塞や脳梗塞のリスクを下げる

一般的に

  • 40mg/dL未満 → 低い
    と判断されます。

健診でHDLが低いと言われたら考えたい原因

HDLが低くなる原因は、病気だけでなく生活習慣が大きく関係します。

よくある原因

  • 運動不足
  • 喫煙習慣
  • 偏った食生活
  • 肥満・内臓脂肪型肥満
  • ストレスや睡眠不足

糖尿病との関係

糖尿病がある方は、HDLが低くなりやすいことが知られています。
血糖コントロールが不十分だと、脂質異常症を合併しやすくなります。


HDLが低いとどんなリスクがある?

HDLが低い状態が続くと、以下のリスクが高まります。

  • 動脈硬化の進行
  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞

特に

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • LDL(悪玉コレステロール)が高い

これらを同時に指摘されている場合は、注意が必要です。


HDLを上げるためにできる生活習慣の改善

① 適度な運動

  • ウォーキング
  • 自転車
  • 軽いジョギング

週3~5回、30分程度の有酸素運動が効果的です。

② 食生活の見直し(以下食べるとよいとされているもの)

  • 青魚(EPA・DHA)
  • オリーブオイル
  • ナッツ類

一方で、揚げ物や過度なアルコールは控えめにしましょう。

③ 禁煙

喫煙はHDLを下げる大きな原因です。
禁煙だけでHDLが改善するケースも少なくありません。


薬は必要?内科受診の目安

HDL単独で低い場合、すぐに薬が必要になることは多くありません
ただし、以下に当てはまる場合は内科受診をおすすめします。

  • LDLや中性脂肪も高い
  • 糖尿病を指摘されている
  • 強い動脈硬化リスクがある
  • 生活改善しても数値が改善しない

立川市で内科をお探しの方へ

健康診断の結果は、「異常あり」と書かれているだけでは分かりにくいものです。
立川市の内科であるはごろも内科小児科では、健診結果を丁寧に説明し、一人ひとりに合った生活指導を行っています。

  • 健診でHDLが低いと言われたら?
  • 糖尿病が心配
  • 数値の意味をきちんと知りたい

そんなときは、お気軽にご相談ください。


まとめ|健診でHDLが低いと言われたら

  • HDLは血管を守る「善玉コレステロール」
  • 低値の原因は生活習慣が多い
  • 糖尿病との関連にも注意
  • まずは運動・食事・禁煙が基本
  • 不安があれば内科で相談を

健診結果をきっかけに、将来の健康を一緒に考えていきましょう。

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この記事を書いた人

はごろも内科小児科【糖尿病 高血圧 内分泌 甲状腺 在宅医療】 
院長 田丸新一(Shinichi Tamaru)
医師、医学博士

立川市、国立市を中心とした地域医療を展開する、はごろも内科小児科院長。
2004年自治医科大学医学部医学科卒業。高知県県立中央病院、国保沖の島へき地診療所所長、本山町国保嶺北中央病院内科医長を経て、東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科助教。東京医科大学大学院医学研究科社会人大学院入学。東京大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科。二次性高血圧の機械学習モデルでの研究により医学博士取得。東京北医療センター糖尿病内科、山王病院 糖尿病内分泌代謝内科副部長、東京医科大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科助教を歴任。医学の研究も積極的に行ってきた。


日本内科学会 内科認定医、総合内科専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・指導医
日本内分泌学会 内分泌代謝内科専門医・指導医
日本肥満学会所属
東京都難病指定医、東京都小児慢性特定疾病指定医
厚生労働省臨床研修指導医講習修了
緩和ケア研修会終了

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