糖尿病の食事に取り入れたいレシピ3選|分量と作り方の工夫

糖尿病のレシピは、特別な食品だけで作る必要はありません。いつもの食材でも、分量と調理方法を工夫すれば、続けやすい食事になります。ここでは日常の献立に取り入れやすい3品を紹介します。適切な量は体格、活動量、薬や合併症によって異なります。

目次

糖尿病のレシピを選ぶときのポイント

主食・主菜・副菜を組み合わせ、1品だけで栄養を整えようとしないことが基本です。調味料や油は計量し、ご飯やパンなどの主食も量を確認します。以下は一般的な調理例で、全員に共通する治療食の指定ではありません。

レシピ1:鶏むね肉とブロッコリーのおろしポン酢

材料(2人分):皮を除いた鶏むね肉200g、ブロッコリー150g、大根100g、油小さじ1、ポン酢大さじ1。

  • 鶏肉は薄いそぎ切り、ブロッコリーは小房に分け、大根はすりおろします。
  • ブロッコリーをゆでます。フライパンに油を熱し、鶏肉を両面焼き、中心まで十分に火を通します。
  • ブロッコリーを加えて混ぜ、2皿に分け、大根おろしと計量したポン酢を添えます。

ポン酢にも塩分があります。多くかけず、好みに応じてレモンや香味野菜を添えましょう。主食と副菜を組み合わせて1食にします。

レシピ2:きのこを混ぜたご飯

材料(2人分):炊いたご飯は各自に指示された1食分を2人分、しめじ100g、しょうが少量、しょうゆ小さじ1、水大さじ2。

  • しめじは石づきを除いてほぐし、しょうがは細く切ります。
  • 小鍋にしめじ、しょうが、水、しょうゆを入れ、火が通るまで加熱します。
  • ご飯を各自の分量に取り分け、きのこを半量ずつ混ぜます。

きのこを加えても、ご飯に含まれる糖質がなくなるわけではありません。ご飯の量を確認するための工夫として使いましょう。

レシピ3:無糖ヨーグルトのきな粉がけ

材料(1人分):無糖プレーンヨーグルト100g、きな粉小さじ2。器に盛って混ぜます。

砂糖やはちみつを加えなくても、きな粉の風味を楽しめます。乳製品や大豆もエネルギーを含むため、間食にする場合は食事全体の量に含めて考えます。乳・大豆アレルギーのある方には適しません。

栄養成分と持病に応じた調整

エネルギーや糖質、食塩相当量は、商品の種類や実際の使用量で変わります。商品表示を確認し、必要なら管理栄養士に計算を相談してください。腎臓病などでたんぱく質・カリウムの制限がある方は、この例をそのまま使わず個別の指示を優先します。

よくある質問

糖質が少ないおかずなら、量は自由ですか?

いいえ。脂質やたんぱく質、総エネルギーも考える必要があります。おかずだけに偏らず、1日全体の献立で調整しましょう。

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この記事を書いた人

はごろも内科小児科【糖尿病 高血圧 内分泌 甲状腺 在宅医療】 
院長 田丸新一(Shinichi Tamaru)
医師、医学博士

立川市、国立市を中心とした地域医療を展開する、はごろも内科小児科院長。
2004年自治医科大学医学部医学科卒業。高知県県立中央病院、国保沖の島へき地診療所所長、本山町国保嶺北中央病院内科医長を経て、東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科助教。東京医科大学大学院医学研究科社会人大学院入学。東京大学大学院医学系研究科糖尿病代謝内科。二次性高血圧の機械学習モデルでの研究により医学博士取得。東京北医療センター糖尿病内科、山王病院 糖尿病内分泌代謝内科副部長、東京医科大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科助教を歴任。医学の研究も積極的に行ってきた。


日本内科学会 内科認定医、総合内科専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・指導医
日本内分泌学会 内分泌代謝内科専門医・指導医
日本肥満学会所属
東京都難病指定医、東京都小児慢性特定疾病指定医
厚生労働省臨床研修指導医講習修了
緩和ケア研修会終了

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